東京にいた頃は、毎年花粉症の時期になると、夫と息子が辛い日々を過ごしていました。花粉症だけでなく、食物アレルギーも含めた様々なアレルギーを持つ息子は、1年中耳鼻科のドクターのお世話になっていました。彼は、2歳の頃からずっと効ヒスタミン剤を取り続けていましたが、花粉症の時期は症状が重くなり、吸引に行く頻度も高くなりました。耳鼻科のクリニックで父子で並んで吸引をしている姿を見る度、娘と私はアレルギーがなくてラッキーだと思ったものでした。ニューヨークに越してからも、2人のアレルギーの状況はあまり変わり...
という訳で、家族揃って仲良くアレルギー科のドクターのお世話になることに。夫と息子が知人から紹介されて掛かっていたアレジストのドクターはハーバードの医学部出身のとても優秀な女医さんでしたので、娘と私も迷わず同じ先生を訪ねました。息子が最初に東京でアレルギーのテストを受けた時は、血液検査だったのですが、こちらでは、30~40種類位の小さな針に付けたアレルゲンとなりうる物質を腕や背中などに一瞬付けて(チクッとするのみ)テストを行います。そのまま20分程待って、皮膚に出る赤い腫れの大きさでアレルギーの診...
さて、肝心の対処方法ですが、やはり先ずは薬です。我が家では、毎年ヴァレンタイン・デーから効ヒスタミン剤のザイロテック(日本ではジルテックと呼ばれているようですが)を飲み始めます。ザイロテックは10年ほど前に処方薬から市販薬になりました。ドクターいわく、花粉が飛び始める前からしばらく飲み続けていることによって効果が高まるとのこと。いよいよ花粉症のシーズンが始まると、その上にネイザル・スプレーとシンギュラーという効ヒスタミン剤と一緒に使用できる別のタイプの薬の服用も始めます。それでも、やはり日によっ...
正直なところ、花粉症のレーザー治療に関しては、今回始めて知りました。花粉症に悩まされている人は周りにもたくさんいますが、レーザー治療そのものを耳にしたことさえありませんでした。早速、日本語のウェブサイトをいろいろと調べて、花粉症のレーザー治療が日本ではかなり普及してきていることを知りました。耳鼻科のサイトや体験者の話などを見てみると、やはりこれも全ての人に効果がある訳ではないようですが、とにかく短時間の施術で済み、少なくとも1~2年は鼻水に悩まされないですむというのですから魅力的です。しかも、治...