薬漬け?それとも注射漬け?

さて、肝心の対処方法ですが、やはり先ずは薬です。我が家では、毎年ヴァレンタイン・デーから効ヒスタミン剤のザイロテック(日本ではジルテックと呼ばれているようですが)を飲み始めます。ザイロテックは10年ほど前に処方薬から市販薬になりました。ドクターいわく、花粉が飛び始める前からしばらく飲み続けていることによって効果が高まるとのこと。いよいよ花粉症のシーズンが始まると、その上にネイザル・スプレーとシンギュラーという効ヒスタミン剤と一緒に使用できる別のタイプの薬の服用も始めます。それでも、やはり日によっては、目のかゆみ、涙、鼻水などの症状がひどいこともあり、毎年ドクターにアレルゲンの注射を試すことを勧められます。小さい頃は、注射と聞くだけで拒否していた子供達も、この頃は時折考えてもみるようですが、これがまた厄介なのです。まず、確率的に7~80%の人にしか効かないことを前提に始めなければならず、最初の4~5ヶ月は毎週2回注射に通わなければなりません。その後、徐々に回数は減っていくのですが、3~5年は注射を続けなければならず、効果が出ないかもしれないのにその手間と苦痛を考えると、やはり我が家では1人も踏み切れないでいるのが現状です。

どちらにしても良いことなしに+1 !

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